
【速報】日経平均株価、およそ5か月ぶりに4万円台へ回復!
2025年6月27日の東京株式市場で、日経平均株価が4万円台を回復しました。これは今年1月27日以来、約5カ月ぶりの水準で、大和証券などのアナリストは「夏に向けた買いの本格化」が背景にあると語っています。
■ 前場は大幅続伸!背景には米株高の追い風
ロイターによれば、27日午前の東京市場は前営業日比約630円上昇し、4万2,215円前後まで急伸。前日の米国市場で半導体株などが上昇し、東京市場にも
「米株高を受けて、東京でもAI関連や半導体銘柄への買いが広がった」 ― ストラテジスト有沢正一氏(岩井コスモ証券)という強気の声もありました。()
■ なぜ5か月ぶり?2,300億円の先物買いが後押し
大和証券の木野内チーフテクニカルアナリストは、
「配当権利落ち日を嫌気した配当再投資と、2,300億円規模の先物買いが主因」と分析。また、参議院選や夏場に向けてAI関連製品の企業収益が期待されている影響も指摘されています。()
■ 幅広い業種に買い広がる動き
ロイターによると、東証プライム市場では輸送用機器や電気機器、非鉄金属まで約70%の業種が値上がり。これはこれまで半導体に限られた買いが全体へ広がっている好兆候と見られています。()
■ 考察
日経平均の節目である4万円回復は、投資家心理にとって重要な節目。AI関連や半導体株に加え、夏場の政策期待まで重なることで、底上げが進んでいます。
ただし先物買いなど短期的な資金が流入している面もあり、実体経済との乖離や
「一時的なリバウンドに過ぎないのでは」という懐疑的な声も根強い状況です。
■ まとめ
- 日経平均が約5か月ぶりに4万円台回復
- 背景には米株高・AI関連の買い・先物需要などが重なる
- 東証プライムの多くの業種に買い広がりを見る
- 実体経済とのズレや一時的な動きへの注意も必要
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